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経理実務
公開日:2017/09/11 更新日:2023/05/26
賢い会計ソフトの選び方。中小企業、個人事業主向け。
会計ソフトの選び方「目的」、「経営者の知識」、「費用」で選ぶ
確定申告や、事業の財務状況を確認するため、会計ソフトを導入しようと検討している経営者の方も多いはずです。会計ソフトの特徴は、貸借対照表や損益計算書、キャッシュフロー表を自動で作成してくれるもので、間違った記述を犯しにくいという点でしょう。ただし、こうした会計ソフトは、フリーのものから大手ベンダー企業のものまで提供されており、その選び方に迷う経営者も多いのです。そこでポイントとなるのが「導入の目的」、「経営者の会計・パソコン知識」、「導入コスト」の3つになるのです。
確定申告のため?決算処理のため?で違う「導入の目的」
経営者の方が会計ソフトを導入するにあたっては、その事業形態によって導入目的が変わります。まず、個人事業主の方が会計ソフトを導入するのであれば、「青色申告などの確定申告」のためとなります。また、法人で導入するのであれば「決算報告書の作成など」のためとなるのです。そのため、まずは「導入の目的」を明確にしておく必要があります。
「経営者の会計知識・パソコン知識」で使い勝手は異なる
昨今の会計ソフトは、仕分けを自動処理してくれるものが多くなっているので会計知識が不要になってきています。ただし、簿記の知識があると仕分けのデータ入力がしやすかったりするので、操作をする上でどの程度の会計知識が必要かを確認するといいでしょう。また、クラウドソフトが流行している現在、会計ソフトもWEB上で管理することがあります。そのためインストール型なのか、クラウド型なのかも確認が必要です。
「導入コスト」はピンキリの会計ソフト
会計ソフトの導入コストはピンキリで0円で利用できるものから、数万円のパッケージソフトまで様々のものがあります。もちろん導入コストが高いものであれば、その分性能が高い場合が多いので、実際に導入する際にはコストパフォーマンスを確認することも必要でしょう。
個人事業・零細企業向けの会計ソフト10選
青色申告をしようとする個人事業者、また年商がさほど多くない零細企業に向いている会計ソフトをご紹介します。
会計ソフトの代表格「やよいの青色申告オンライン」
会計ソフト市場のシェアNo.1の弥生会計から、クラウド会計ソフトが登場。2014年に10月にリリースされ、青色申告版では年間8,640円から利用が可能です。Twitterなどの外部アプリケーションとの連携で、スムーズな会計処理が出来るのが魅力となっています。ちなみに、白色申告版は年間4,860円で利用が出来ます。
クラウド会計の人気ソフト「freee」
クラウド会計の先駆けとなった「freee」は、全自動会計ソフトとして2013年3月にリリース。無料プランと有料プランから選べて、有料プランなら月額980円から利用が出来ます。特に優れているポイントは会計知識が必要ないという点で、財務初心者にもオススメなソフトになっています。
資産管理を任せるなら「MFクラウド確定申告」
株式会社マネーフォワードが提供する「MFクラウド確定申告」は、2014年2月にリリースされ、月額800円とfreeeに比べて安いのが魅力です。会計処理のしやすさに定評があり、WEB上の動作もスムーズな点が人気になっています。そのため、ある程度の会計知識があるなら使ってみるのもいいでしょう。
個人向け会計ソフトと言えば「やよいの青色申告」
インストール版の会計ソフトと言えば「やよいの青色申告」とも認知されるほどで、約67%のシェア率を持つ人気会計ソフトとなっています。12,960円でインストールでき、税制や法令改正にも対応されているのが特徴です。会計知識は必要ないと書かれていますが、知識があるとより簡単に操作できる点が強みと言えそうです。
お客様満足度No.1なら「みんなの青色申告」
ソリマチ株式会社が提供する「みんなの青色申告」は、2年連続お客様満足度No.1の会計ソフトとなっています。通常版が10,000円で購入できるリーズナブルさに加え、初心者ユーザーがはまりやすい悩みを、すぐに解決してくれるQ&Aなどが充実しています。
導入コストを抑えるなら 「ツカエル青色申告」
通常版が7,400円で購入できるビズソフト株式会社の「ツカエル青色申告」は、導入コストを抑えられるのが魅力となっています。また、ダウンロード版であれば5,000円で導入できるので、会計ソフトを安く導入したい個人事業主にはオススメでしょう。
業界最長のロングセラー会計ソフト 「やるぞ!青色申告」
株式会社リオが提供する「やるぞ!青色申告」は、業界で最長の会計ソフトシリーズになっており、サポート体制が充実しているのが特徴です。そのため、税込10,800円で安心したサポートを受けられるのは検討の余地があるでしょう。
Apple Storeで販売されている「Macの青色申告」
多くの会計ソフトはWindowsにしか対応していないものが多いですが、「Macの青色申告」であればMac製のパソコンでも会計処理が出来ます。税別10,800円で値段は他のソフトと大差なく、iPhoneがあればiChouboと連動して記帳出来る点が優れています。
小規模法人にも対応した「奉行Jシリーズ」
大手会計ベンダーのOBCが提供する「奉行Jシリーズ」は、価格こそ80,000円(年間ライセンス版40,000円)と高いものの、操作性の高さと、サポート充実性は他を圧倒します。そのため、完全な個人事業ではない場合、例えば給与処理などがある場合には、導入を検討したい会計ソフトとなっています。
お金を一切掛けたくないなら「Excel」
最後に紹介する会計ソフトは、ほとんどのパソコンにインストールされている「Microsoft Excel」などの表計算ソフトです。会計処理に必要なテンプレートはインターネット上にアップされているので、お金を掛けたくないならExcelなどのソフトを使って会計処理するのもいいでしょう。
中小企業向けの会計ソフト7選
事業規模にもよりますが、年商が10億円以上になる中小企業では大手ベンダーが提供している会計システムを取り入れた方が良いでしょう。そのため、ベンダーが提供する会計システムを中心に機能や目的を紹介します。
抜群の市場シェアを誇る「弥生会計プロフェッショナル」
会計ソフトの決定版ともいうべき弥生会計からサービスされている「弥生会計プロフェッショナル」は75,600円で、財務管理から経営分析にも対応できます。使い勝手が良いことが人気で勘定奉行シリーズに引けを取らず、安さと使い勝手の良さから市場シェアは50%以上となっています。また、小規模法人であれば42,120円の「スタンダード」もあるので検討の余地ありです。
業務の改善に特化した「勘定奉行i8」
財務会計システムの代表格と言えば、OBCの「勘定奉行シリーズ」でしょう。中でも、中小企業向けに提供されている「勘定奉行i8」は価格こそ「Bシステム」で200,000円かかりますが、基本業務から管理分析業務までの様々なシーンで活躍すること間違いなしです。サーバー領域の移動にも優れているので、本格的に財務会計システムを導入するなら検討するべき製品でしょう。
初めてのシステム導入でも簡単な「会計王」
お客様満足度No.1のソリマチ株式会社が提供する「会計王16」は、初心者でも使い勝手のいい会計システムになっています。価格も40,000円と他のパッケージソフトよりも安く、ユーザーサポートもしっかりしているので、個人事業から法人でも導入を考えてみるのもいいでしょう。
西郷さんで有名な「大蔵大臣NX」
応研株式会社が提供する「大蔵大臣NX」は200,000円で導入できる会計システムで、ユーザーが使いやすいように設計がされているのが特徴です。また、実務に即した入力を基本とするため、ある程度の会計知識があると快適に会計処理が出来るシステムとなっています。
コストを抑える会計ソフトなら「わくわく財務会計」
比較的導入コストが高い会計システムですが、株式会社ピクシスが提供する「わくわく財務会計」であれば14,688円で財務会計システムを導入できます。あらゆる業種に対応しているので、起業して間もない経営者などでコストを押さえたいならオススメです。
部門別管理に有利な「PCA会計X」
高価な会計システムに分類されるピー・シー・エー株式会社が提供する「PCA会計X」は、価格が150,000円からとなっています。他の製品に比べると部門別会計に優れており、簿記の知識があれば使い勝手が良く、様々なシチュエーションに答えてくれるでしょう。
セイコーエプソン株式会社が提供する「財務応援R4」
精密機械から情報関連機器まで様々な製品を提供するセイコーエプソン株式会社は、財務会計ソフト「財務応援R4」をサービスしています。簡単に入力できることに注力をし、Premiumなら300,000円、Liteなら40,000円で会計システムを導入できます。